2010年12月24日金曜日

ダサ格好いいPV

お金がかかっているんだかいないんだか。


おねーちゃんたちの演技力の無さが光ります。
演技力というよりも演出が悪いのかも。
 

これはカッコいいでもいいような…


これはダサいだけのような…


趣旨が変わってきてますが、これは原曲台無しタイプ。
原曲は泣けるいい曲なのですが…。

OK GOのPVクオリティが上がり続けている件

OK GOといえばPVが最高に面白いバンドですが、しばらくチェックしていないうちに新しいPVが出ていました。"Here It Goes Again"のPVを超えるのは難しいと思っていたのですが、軽く上回っていたことに衝撃を受けたので貼り付けておきます。

もう素人のマネの出来ない領域にいってしまった模様です。






OK GO旋風を巻き起こした過去のPVもついでに
 



視点変更の頻度に気分が悪くなるかもしれませんが…


こういうPVでも十分格好いいんですけどね。


その余波

2010年12月10日金曜日

True Colors

最近NHKで80年代洋楽を紹介する番組があり,つい見てしまうのですが,曲は知っていてもアーティストを知らないものがあったり,音楽の原体験が80年代な私にとっては懐かしい限りです.番組エンディングテーマに使われているRick Astleyの"Never Gonna Give You up"は名曲ですねぇ.Human Leagueの"Don't You Want Me"はアーティスト名を初めて知りました.他にもPhil Collinsの"One More Night"の良さも再認識しました.
個人的にはCrowded Houseの"Don't Dream It's Over"なんかも紹介して欲しいです.なんせ曲を初めて聴いてから10年以上曲名やアーティスト名がわからないままだった経験があるので.

それに関連してYouTubeで懐かしの名曲巡りをしていたところ,Cindy Lauperの"True Colors"を見つけました.いやー,久々に音楽を聴いて号泣してしまいました.今まで"Girls Just Want to Have Fun"や"Time After Time", "Goonies 'R' Good Enough"といった曲しか知らなかったのですが,もの悲しい歌い回しと歌詞が心に染みます.

色々動画を見てまわったのですが,アレンジや歌唱ともに本家に敵うものは無いと思います.
Phil CollinsによるCoverも2パターンほどあったのですが,どちらも個人的に好みではないです.コーラスが分厚すぎて原曲のもの悲しさが無くなっているのが気にかかります.
"True Colors"はシンプルな演奏のほうが良さが映える曲だと思います.そんな中気になった動画を幾つかまとめておきます.






Cover曲もついでに


最後に,1分という時間ながら一本の映画を見ているような動画です.

最初見たときには意表を突かれましたが,映像の美しさもさることながら,周囲から真に祝福されながら結婚式を挙げている様子に涙が止まりません.皆とても幸せそうです.現実はこんなに周りから祝福を受けるのは難しいのでしょうね.などと考えていると涙腺が緩んでしまいます.


しかし過去の音楽ばかりを振り返っている訳にもいかないのです.Club 8やBelle and Sebastian, Electric WizardやMonster Magnetなどの新譜が一挙に出たのでチェックしないといけないし,Them Crooked Vulturesなんかは超豪華メンツなのに最近まで存在すら知りませんでした.これも非常に格好いいので購入しなければ.

2010年10月9日土曜日

Ubuntu 10.10 32bit RCへatok x3をインストール

携帯用のPCとしてAspire One 752を購入したので、リリースまで待ちきれずにUbuntu 10.10 RC 32bit版をインストールしてみました。ptexliveもUbuntu 10.04と全く同じ方法で導入できて、今のところ不具合はありません。ただ、10.04と比べてclispパッケージが新しくなっていたようだったのでxindyのオプションをつけてptexliveのコンパイルすることも試してみたのですが、うまくいきませんでした。
10.10ではJapanese Teamのリポジトリからxpdf-japaneseパッケージがなくなっているようです。もう必要なくなったということでしょうか。evinceではpoppler-dataがあれば日本語を含む(フォント埋め込みでない)pdfを閲覧するときちんと見られますが、xpdfではxpdf-japaneseパッケージがなければ日本語が表示されないようです。

しかしTeX文書の作成くらいであれば全くストレスを感じることがなく、このようなPCが5万円を切る値段で購入できるとはよい時代になったものです。

ここによると、dpkgの仕様変更によりUbuntu 10.10にはATOK X3のdebパッケージ版がインストールできない模様です。ググってみると、itiriさんのSickly Life はてな板にtar.gz版でインストールする手順が書かれていました。このとおりの手順でインストールすると確かに使えるようになりました。

最初はパレットのボタンをクリックしても反応がなく、どうしたものかと思いましたが、何度かログイン・ログアウトを繰り返しているといつのまにか使えるようになっていたようです。原因はよくわかりませんが、とりあえずよかった。

2010年9月22日水曜日

連続群入門

最近では違うのかもしれませんが,私が学生だったころは物理学科に群論(特に連続群)の授業がなく,量子力学の角運動量の理論などで苦労したものです.物理をやっている人にとって,リー代数の入門書といえばジョージァイ(綴りはHoward Georgiなので,ジョージャイのように読む)の「物理学におけるリー代数」だと思うのですが,リー代数だけでなく,リー群論にまで手を伸ばそうとすると,私のような数学をまじめに勉強していなかった学生にとって敷居の高い教科書ばかりでした.

このような物理系の学生への連続群論への入門書としてよく語られるのが培風館から出ている山内恭彦・杉浦光夫 両氏著の「連続群論入門」なのですが,最近再版されたようです(2010/08発売となっている).何度も刷を重ねているようなのですが,入手困難であることが多く,古書では高値で取引されているのもよく見かけます.線形代数と微分積分(イプシロン・デルタ論法を使う)の知識があれば読めるように工夫されているので,おすすめです.といってもきっちりと読んだことはありませんが.

しかし,培風館のホームページが去年からいっこうに更新されていないので,大丈夫かいなと思いますが,このように再販を行っているのでまだ生きているのでしょう.

ジョージァイの「物理学におけるリー代数」もしばらく入手困難な状況が続いていますが,原著が版を改めたことに伴い, 改訂作業中のようです.これもしばらくすれば入手可能になるのではないかと思われます.

2010年6月2日水曜日

Asymptoteの練習

インストールしたままかなりの間放置していたAsymptoteですが,ようやく勉強し始めることにしました.参考にさせていただいているのは,webで検索すればすぐに見つかるとは思いますが,「カビパン男と私」で紹介されているasymptoteメモ「TeX&MetaPostであそぼう」の実験室(Asymptote)にある「比較対照 MetaPost & Asymptote」のpdfファイル群です.

後者は名前の通りMetaPostとAsymptoteの比較をしながらAsymptoteの基礎的な内容を取り扱っているのですが,MetaPostの知識を全く持たない私にとっても非常にわかりやすい読み物となっていますのでオススメです.これを読んでいるとAsymptoteのマニュアルの読み方もわかってきます.

取り敢えず何か作成してみないとモチベーションが上がらないだろうということで,人様のソースを切り貼りして例を作り,LaTeX文書に貼り付けてみました.
なんかカッコいいです.この例では立方体の中に連続な曲面を描画していますが,asymptoteでは描画する図形を描画した順に上書きしていくみたいなので,曲面の前に出てきて欲しい線と,曲面に隠れて欲しい線は苦肉の策として別々に描画しています.ソースでは見ている角度も色々と調整出来るので,見ている角度によって前面に出るべきものと後ろに隠れるものを自動的に判断してくれるとありがたいのですが,現時点では実現可能なのかさえよくわかりません.

 でもこれでしばらくはモチベーションを保つことが出来そうです.やはり手書きでは難しい3次元的なグラフが書けるところが便利です.曲面の接平面や,複雑な曲面の絵が描けるくらいになるよう勉強していきたいと思います.単体複体のホモロジー論なんかも,絵を描かせながら勉強すると楽しいかもしれません.

pdvipsで文字化け ptexlive on Ubuntu 10.04 (32bit)


普段はdvipdfmxでpdfを作成しているため,気に留めずにいたのですが,Asymptoteで日本語を表示させようと色々調べていたところ,Ubuntu 10.04に導入したptexliveのpdvipsでdviファイルから作成したpsファイルの日本語が文字化けしていることに気づきました.

解決策はptexlive Wikiの動作報告95にありました.最小限必要なものが何かまでは追求していないのですが,この動作報告にあパッケージで新規に
cmap-adobe-japan1,  cmap-adobe-japan2, gs-cjk-resource, xpdf-japanese
を導入したところ,日本語が表示されるようになりました.ちなみにpoppler-dataも日本語表示のために重要なパッケージのようですが,私の環境では既に導入済みでした.

日本語は表示されるようになったのですが,フォントの設定がまずいらしく,見栄えがあまりよくありません.上の動作報告にもあるように,pdvipsで生成されるpsファイルを表示した際のフォントや,さらにps2pdfなどでpdfファイルを生成した際に埋め込まれるフォントはghostscript (Ubuntu 10.04でのバージョンは8.71)で設定されているようで,ptexlive自体とはあまり関係してないようです.

そこで,千葉大学の倉澤治樹教授のHomePage (topページから[Linux(Ubuntu)]→[Ghostscript]とリンクを辿ります)を参考に,ghostscriptのフォントの設定を変更しました.同ページは物理の講義録が非常に充実しているのも参考になります!! 上記のパッケージを導入した時点で,ファイル
/var/lib/defoma/gs.d/dirs/fonts/cidfmap
には
/Ryumin-Light /SazanamiMincho-Regular ;
/GothicBBB-Medium /TakaoGothic-Regular ;
 という行がありましたが,さざなみフォントが見栄えの悪さの原因となっているので自分の場合は/Ryumin-Light の行を削除し,
/Ryumin-Light << /FileType /TrueType /Path (/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf) /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 0] >> ;
と書き改めました.これでpdvipsで生成したpsファイルや,これからps2pdfで作成したpdfファイルに埋め込まれたフォントはTakaoフォントに置き換わりました.

追記:(2010/06/05) この例では,Takaoフォントを導入済みでしたが,Takaoフォントをインストールしていない場合にはGothic-BBB-Mediumのほうもさざなみフォントがあてがわれているようです.その場合はRyuminの記述を真似て
/Gothic-BBB-Medium << /FileType /TrueType /Path (/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf) /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 0] >> ;
と書いておけばよいようです.

  Asymptoteの日本語設定
Asymptoteで生成されるファイルの日本語表示自体はTeX WikiのAsymptoteの項目 にある設定をそのまま踏襲すればうまくいきました.具体的には ~/.asy/config.asy という設定ファイルを作り,その中に
 import settings;
tex="latex";
texcommand="platex";
dvips="pdvips";
と記述しました.platex の扱う文字コードがデフォルトでUTF-8になっていない場合には,
texcommand="platex -kanji=utf8";
のような記述は出来ないそうなので,エイリアスやシェルスクリプトで同様の動作をするコマンドをplatex-utf8のような名前で作っておき,それを設定ファイルに記述する必要があるそうです.

そんでもってAsymptoteで簡単な例を作ってみました.

日本語がきちんと表示されています.

2010年5月26日水曜日

Atok X3を購入

とうとうAtok X3 for linuxを買ってしまいました.衝動的に.
設定に関してはwebに先人の知恵が大量に残されているので,問題なく導入することが出来ました.しかし一つだけ気になることは,emacsでYaTeX-modeの際に,$記号を入力すると自動的に数式モードになるよう設定する方法の見当が皆目つかないところです.同じことを考えた人はいるはずだと思うのですが,web上ではめぼしい知識が見当たりませんでした.
anthy.elを使っていたときには解決策があったので,似たような方法がとれないかと期待しているのですが,如何せんemacs lispが全然読み書き出来ないので辛いものがあります.この点さえ解決出来れば随分幸せな気持ちになれるのになあ.

どうやらUbuntu 10.04でのTeXの導入法について検索して来られる方が多いようですし,以前に宣言してしまったのでUbuntu 10.04 (32bit)へのptexliveの導入方法を書こうかと考えていたのですが,特に苦労することもなさそうなので止めとこうかなと思う今日この頃です.
ptexlive Wiki動作報告28を見て必要なパッケージを導入し,動作報告74を参考にptexlive.cfg内の
export CONFIG_SHELL=$BASH
の行のコメントアウトを外せばなんとかなるのではないかと思います.他の部分はREADMEを忠実に辿っていけば失敗しないのではないでしょうか.
動作報告93ではインストールを簡単化するためのbashスクリプトを提供された方もいらっしゃるようで有り難いことです.動作報告を見るとCygwinでもコンパイル出来るのですね.Windowsでも同等の環境が使えるのは面白そうです.
emacsやCygwinはgnupackを使って簡単に導入出来るようです.バイナリ形式で置いてあるNTEmacsを幾つか試してみたのですが,自分の環境では文字間隔が目茶苦茶になってしまい,とても使える状態ではありませんでした.以前emacs 23を自前でビルドしたときには文字の表示はうまくいったのですが,パネルなどの色が欠落するなどあまり満足出来る状態にならなかった記憶があります.Windowsでは仮想マシンでLinuxを動かす方が個人的には楽ですね(汗).

2010年4月24日土曜日

textext on Ubuntu 10.04 beta

googleでtextextと検索すると自分のブログがやたら上位に現れて困惑している今日この頃です。元々他の方々の成果をそのまま使わせていただいているだけで、リンク先の方々の記述から得られる情報のほうが有用と思われますので、是非そちらもごらんください。

さて仮想マシンにインストールしたUbuntu 10.04 betaのinkscapeでもtextextを使いたいと思い、Ubuntu 9.10でやっていたのと同じ方法で日本語化を試みました。しかし日本語が表示されないので、ターミナルで
pstoedit -f sk hoge.pdf hoge.sk
skconvert hoge.sk hoge.svg
と入力して日本語を含むTeXファイルがうまく変換されているかを確認してみたところ、最初のpstoeditで生成されたskファイルで既に日本語フォントが消滅しているようでした。
pstoeditにplot-svgプラグインを入れてみて
pstoedit -f plot-svg hoge.pdf hoge.svg
と直接変換をしてみても日本語がなくなっているのが確認出来ました。
textext.pyをオリジナルのものに直してみたり、ごにょごにょやって最初の状況が再現出来なくなりましたが、現時点ではpstoeditで日本語を含むpdfファイルをskファイルに変換する際にghostscript関係のエラーが出て止まってしまうようです。
TeX環境をptetex3からptexliveに変えたことが原因かもしれません。

どうしたものかと考えていたのですが、pdf2svgをインストールしたところ、あっさり日本語が通るようになりました。参考までに。

2010年4月21日水曜日

inkscapeでLaTeX数式(textext)

日本語化の話題を先にしてしまいましたが、Ubuntuのinkscapeにtextextを導入するには少し気をつけなければならない点があります。今回はその話をしておきます。
Ubuntu 9.10のリポジトリにあるinkscape 0.47では、デフォルトで「エクステンション」→「レンダリング」→「LaTeX数式」からLaTeX数式を出力出来るのですが、如何せん再編集機能が無い、字が大きいなど不便な印象があります。
textextはLaTeXの数式を出力出来るinkscapeの有名(多分)な拡張機能で、一度出力した数式を再編集することが出来たり、事前にプリアンブルファイルを用意しておくことで自前で定義したコマンドを扱うことが可能になるなど非常に便利です。
Ubuntu 9.10にて導入しようとしたところ、煩わしい点が幾つかあったので、それらについて記録しておこうと思います。

まずはtextextのサイトからtextext-0.4.4.tar.gzをダウンロードし、展開して得られる
textext.py
textext.inx
を~/.config/inkscape/extensions に移動します。(inkscape 0.46以前では~/.inkscape/extensions というディレクトリになっているようです。)
textextではLaTeX数式を含む文章ファイルをsvg形式に変換するために、まずpdflatexでpdfファイルを生成した後、pstoeditでpdfファイルをskファイルに変換し、さらにskconvertでsvgファイルに変換するという手順を取っているようです。そのためこれらのコマンドが使える状態になってなければなりません。
pdflatexは多くのTeXディストリビューションに含まれているようなのでTeXが使えている状態ならば問題ないでしょう。pstoedit, skconvertはUbuntuのリポジトリにあるパッケージで間に合います。skconvertコマンドを使うにはskencilを導入すればいいみたいです。他にもpython-lxmlというパッケージも必要です。

$ sudo apt-get install pstoedit skencil python-lxml

これで必要な道具はそろったはずなので、inkscapeを起動してメニューの「エクステンション」→「Tex Text」からtextextを実行し、適当に入力してみたところ

 /home/username/.config/inkscape/extensions/textext.py:55: 
DeprecationWarning: the md5 module is deprecated; use hashlib instead
   import os, sys, tempfile, traceback, glob, re, md5, copy

というエラーが出ました。そこでPascal Schulthessさんとこを参考に、textext.pyを書き換えます。以下その詳細の丸写しです。一行が長い部分がうまく表示されていないようなので、Pascal Schulthessさんの記事をご覧になるとよいと思います。
まずtextext.pyの55行目にある
54 import inkex
55 import os, sys, tempfile, traceback, glob, re, md5, copy
56 from lxml import etree
の部分を

54 import inkex
55 import os, sys, tempfile, traceback, glob, re, copy
56 import hashlib
57 from lxml import etree
と書き換えます。左についている番号は行番号です。実際のファイルには書き込まないよう
に注意してください。 さらに870行目前後の
868    def __init__(self, document):
869        PdfConverterBase.__init__(self, document)
870        self.hash = None
871
872    def convert(self, *a, **kw):
873        # compute hash for generating unique ids for sub-elements
874        self.hash = md5.new('%s%s' % (a, kw)).hexdigest()[:8]
875        return PdfConverterBase.convert(self, *a, **kw)
876
877    def pdf_to_svg(self):
878        exec_command(['pdf2svg', self.tmp('pdf'), self.tmp('svg'), '1']) 
という部分を
868    def __init__(self, document):
869        PdfConverterBase.__init__(self, document)
870        self.hash = None
871        USE_GTK = False
872
873    def convert(self, *a, **kw):
874        # compute hash for generating unique ids for sub-elements
875        m = hashlib.md5()
876        m.update('%s%s' % (a, kw))
877        self.hash = m.hexdigest()[:8]
878        return PdfConverterBase.convert(self, *a, **kw)
879
880    def pdf_to_svg(self):
881        exec_command(['pdf2svg', self.tmp('pdf'), self.tmp('svg'), '1'])
と書き換えます。これでUbuntu 9.10のinkscapeでLaTeXの数式を扱うことが出きるようになりました。但しpdflatexコマンドは日本語を処理出来ないため、このままでは日本語を用いることが出来ません。日本語を使えるようにする話は別の記事で扱いましたのでそちらを参考にしてみてください。

2010年4月14日水曜日

textextで日本語を使う

textextはinkscapeでLaTeXの数式を取り扱えるようにするエクステンションです(サイトが移動したため、検索エンジンで引っかかるブログ記事中のリンクの多くからは辿れなくなっているようです)。textextではTeX文書のタイプセットを行う際にpdflatexコマンドを用いるため、日本語の文章を出力させようとするとエラーが生じます。しかしgreen_camelさんの仮想化された日々にtextextで日本語化の話があり、日本語を扱うことが可能なようでしたので同ブログを参考にtextextの日本語化を試みました。

大雑把にいうと、TeX文書をpdflatexで処理していた部分をplatex + dvipdfmxで処理するように変更している模様です。
私のptetex3ではTeXソースの文字コードは標準的にutf-8で記述するようにしてあるので、上のブログで文字コードがeuc-jpの部分をutf-8に変更しましたが、それだけでtextextを日本語化することが出来ました。感謝感謝です。

しかしそれ以外何も設定していないと、私の環境では日本語のフォントとしてsazanamiかkochiが使われているらしく、見た目が満足いくものではありませんでした。調べてみたところ、問題はどうやらpdfファイルをsvgファイルに変換する際に起こっているようでした。
詳細をいうと、textextではpdfファイルをpstoeditでskファイル(skencilというグラフィックソフトで扱う形式)に変換した後、skconvertコマンドでsvgファイルに変換するという手順をとっているようで、pdfファイルにフォントの埋め込みを行っていない場合、pstoeditでskファイルを生成した時点で既にフォントが決定されていることが確認出来ました。

よってpstoeditがskファイルを作成するときに使用する日本語フォントを変更するか、dvipdfmxでpdfファイルを作成するときにフォントを埋め込むかのいずれかを行えばよさそうということがわかりました。前者はよく分からないので、ここでは後者を採用することにします。

まず私はUbuntu 9.10ではptetex3を利用していますので、
TEXMFHOME = $HOME/texmf
という変数が定義されています(他のTeXディストリビューションでも一緒かもしれませんが)。自分が取ってきたスタイルファイルなどはこの場所に入れてあります。

ここではdvipdfmxでフォントを埋め込む際にmapファイルが必要となるので、
$HOME/texmf/fonts/map/dvipdfm
というフォルダを作り(フォルダ名はお持ちの環境に合わせて適宜解釈してください)、pTeX-IPA.mapという名前(この名前も各人で適宜変えて下さい)で
 rml    H    ipam.ttf
rmlv    V    ipam.ttf
gbm    H    ipag.ttf
gbmv    V    ipag.ttf
と記述したファイルを作成します。この例では、IPAフォントがインストールされおり、さらにTeXディストリビューションがそのフォントを認識していなければなりません。このmapファイルにより、端末で
dvipdfmx -f pTeX-IPA.map hoge.dvi
と打てば生成されたhoge.pdfファイルにはIPAフォントが埋め込まれます。
あとはこのコマンドと同じことを実行するよう、textext.pyの書き換えを行うだけです。green_camelさんのブログにあった
exec_command(['dvipdfmx', self.tmp('dvi')] )
の部分を
exec_command(['dvipdfmx',  '-f', 'pTeX-IPA.map', self.tmp('dvi')])
に置き換えます。するとinkscapeで表示されるフォントが改善されました。

追記:TeX環境がptexlive2009であり、かつpdfからskファイルの生成にpstoeditを用いている場合、上の方法では日本語が表示されない可能性があります。その場合にはpdf2svgをインストールすればうまくいくかと思います。


2010年4月10日土曜日

侵略者に死を

今年の正月にNHKの番組「新春TV放談2010」を見ていたんですが、そこで時折流れていた曲がずっと気になっていました。最近になって調べてみたところThe Prodigyの"Invaders Must Die"であることがわかりました。いやー、カッコいいです。昔(蟹の頃)はドラムンベース(?)的な音で、個人的には食指が動かなかったように記憶しています。あとどうでもいいのですが、数年前に秋吉久美子がProdigyを聴いているとTVで言っていたのが記憶に残っています。旦那さんが若いらしいので、その影響があったのでしょう。私はProdigyのアルバムを通して聴いたことがないのですが、大分昔と比べて音楽性が変わったのでしょうか。


The Prodigy - Invaders Must Die (New) [HQ]

2010年4月5日月曜日

MASS OF THE FERMENTING DREGS

 ひさびさにNumber GirlのDVDを観ていたら、いつもの癖でメンバーの現状が気になったので調べてみました。中尾憲太郎氏の動向だけ余り知らなかったのだけれど、色々やっているようです。そんな中尾憲太郎つながりで見つけました。MASS OF THE FERMENTING DREGS。Tarbox Road Studioでデイヴ・フリッドマンにプロデュースしてもらっただとか、2ndは中尾憲太郎プロデュースだとかいう経歴に加え、Voが何を歌っているのか一聴しても全然分からない点も含めて、年寄りの私は否が応にもNGと関連させてしまいます。
音の方は轟音系3ピースバンドで、既に2枚のアルバムをリリースし、メジャーデビュー済みの模様です。PVのシングル曲がえらくカッコよいです。これは買いですね。

「ひきずるビート」


他のPVやライブ映像を確認したところ、過去の曲はここまで轟音系ではないようです。この曲ではベースの音がゴリゴリになっているからそう感じるのかもしれません。"She Is Inside, He Is Outside", "If a Surfer"という曲もカッコよい曲でした。是非ゴリゴリの轟音曲でアルバムを一つ作って貰いたいです。3月にライブツアーを行っていたようですね。ウチの近所にも来てたようなので、もう少し早く知りたかった…。

2010年4月2日金曜日

ptexlive on Ubuntu 10.04 beta

Ubuntu 10.04 beta (32bit)をVMware Player上の仮想マシンにインストールし、pTeXLive2009を試しにインストールしてみました。ghostscript関連でエラーが出ますがとりあえずコンパイル出来てインストールも完了しました。コマンド名が違っていたりするものの、現在Ubuntu 9.10上で使っているptetex3とほぼ同じ感覚で使えるようです。気になる点は、xdvi-search.elを使ってソースファイルからC-c, C-jでdviファイルの該当部分にジャンプする際に、日本語の表示が可能なpxdviでなくxdviが呼び出されるところです。どうやらxdvi-search.elを書き直す必要がありそうです。
pTeXLive2009のインストール方法についてはUbuntu 10.04の正式版が出た際にでも記事にしたいと思います。ただxindyとかを使ってみたかったものの、makeに失敗しまくったので諦めました。ptetex3ではglossariesパッケージがうまく使えなかったのですが、pTeXLiveでは使えないか少し弄くってみたいと思います。

追記:(2010/04/11)
xdvi-search.elの件ですが、同ファイルの90行目を
(defcustom xdvi-bin "xdvi" 
から
(defcustom xdvi-bin "pxdvi"
に書き換えるだけで期待通りの結果を得ることが出来ました。

ptexliveのコンパイル時に ptetexlive.cfgでxindy以外のツールのコメントアウトを外してみたところ容易にコンパイル可能でした。

追記:(2010/05/20)
ptetex3でglossariesパッケージが不具合を起こしていたのではなく,自分がマニュアルをきちんと読んでいなかっただけでした.ptexlive2009でも問題なく動作します.

2010年2月26日金曜日

あの人は今2

 春の陽気が姿を覗かせる今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
もはや冬が感じられなくなってきましたが、冬になると聴きたくなるアルバムがあります。
beezewaxの「south of boredom」がそれなのですが、これまた最近の動向が気になって調べてみたところ、バンドのHPでは解散したとは言っていないものの、実質活動休止状態のようでした。
 北欧ノルウェー出身らしく、陰のある涼しげな音を出しており、冬になるとちょくちょく思い出して、CDを引っ張り出してきては聴いています。他にも2枚のアルバムを所有しているのですが、やはり初期の荒々しさが残っているこのアルバムが一番好きです。vo. が甘ったるい声質をしているので好き嫌いが分かれるかもしれません。

 現在、vo. のKenneth Ishakはソロアルバムを製作したり、エンジニアとして活躍しているようです。KennethのMy Spaceで音を確認してみたのですが、この人の声がのっかっていれば、beezewax的な雰囲気を否が応にも発しています。やはりバンド色が薄れているのが残念ではあります。Amazonで中古CDが投げ売り状態だったので、早速購入させていただきました。

ということで、beezewaxのMy Spaceと、「south of boredom」からの楽曲"In The Stands"です。



 また、Alohaというバンドも思い出したので調べてみたところ、こちらは現在でも活動していました。3月9日にNew Albumが発売される予定だそうです。こちらは非常にタイムリーな話になって参りました。まだ「Here Comes Everyone」と「Some Echoes」の2枚しかアルバムを所持していませんが、どちらもスルメ的で飽きのこないよい作品であり非常にお勧めです。今から新作が期待されます。AlohaのMyspaceで視聴したところ、他の作品もよさそうだったので集めようかと考えています。しかし汎用的な名前がバンド名になっていると検索しにくいですよね。

 以下は「Here Comes Everyone」からの楽曲"You've Escaped"です。Videoは学生の卒業製作みたいでトホホな感じです。



どちらのバンドも昔EMOというジャンルが盛り上がっていた頃に知ったバンドなのですが、最近は同じジャンルに括られていてもpop過ぎてMelodic Punkとかと区別が付かないようなバンドが多くなっているように思いました。Boys Like Girlsなんかもいいのだけれど違うんですよね。

2010年2月14日日曜日

なんとなく

 スティーヴ・ブシェミ(Steve Buscemi)って、日本の俳優で例えるなら生瀬勝久さんだと思う。ゲイリー・シニーズ(Gary Sinise)は椎名桔平あたりかなと思っていたけど最近の画像を見るとなんか違う。

2010年1月31日日曜日

Inkscapeで矢印付きの曲線を描く

Inkscapeではベジエ曲線の始点、終点、中間部分に適切な方向を向いた矢印を付けることが出来ますが、この中間部分の矢印が個人的にはありがた迷惑な感じで、一つでいいのにたくさんの矢印がついてきます。しかも曲線を変形させると増殖したりするし。あまりに多いと品がないので、いつか矢印の数を調整出来る仕様にして欲しいものです。
そんな訳で、中間部分に1つだけ矢印の付いた曲線を書く手段を探していました。んで思いついたのが曲線をまず描いておき、それをひたすらトレースして2つの曲線に分けるというもの。とりあえず見た目には満足してますが、だれかいい知恵をお持ちではないでしょうか。

行ってきました。

行ってきました。2010 1/29 (Fri) Camera Obscura at 新代田FEVER。
Webページに何か新代田駅から徒歩10秒って書いてた気がしたのですが、ホントに近かった。
今までポップパンクとかちょっと激しめのバンドのライブにしか行ったことなかったので、客層の幅広さに驚きました。白髪交じりの方から、会社帰りのサラリーマンっぽい人、家に篭もってスウェディッシュポップとかばっかり聴いてそうで、まわりと音楽の趣味が合わなくて一人で見にきちゃった的な女の子(偏見)とか、七三分けの方とか落ち武者スタイルの方とか、髪型だけでもバリエーションがすごかったです。特に、マッシュルーム頭率が高いと思いました。マッシュルームに黒ぶちメガネ、ボーダーシャツにカーディガン的な、何かのお手本のような方もちらほら。あと、外人さんも多かったように思います。となりにいた外人さんはCamera Obscuraの演奏が始まるまで一点を凝視して微動だにしてませんでした。

前座(対バン?)はORGE YOU ASSHOLEとフルカワミキさんでした。どちらも前知識が何もない状態でしたが、ORGE~の演奏の終盤には自然と体が動いてしまっていました。終盤の曲は好みだったので、物販で購入させていただきました。これから聞き込もうと思います。フルカワミキさんはバンドメンバーが申酉犬の面で扮装してましたが、猿(?)がコアラにしか見えんかった。
こういう音楽性のバンドのライブはいつもそうなのかわかりませんが、客が動かんね。ORGE~とか最後はノリのいい曲を畳み掛けてきたのに反応薄かったように思います。フルカワミキさんの出番ではさらに動かず。
しかし、前日のライブを見た方のブログを拝見すると、ハードコア系バンドの出番で流血騒ぎがあったらしい。恐っ。
話は変わりますが、自分が今まで見たライブで一番楽しかったのはNumber Girlのライブでした。MCが面白くて、ライブでしか感じられない何かがあったし、前列でもみくちゃにされながら、飛び跳ねて、合唱して、酸欠で死にそうになって、楽しかったなー。もう年齢的にムリですが。

前置きが長くなりましたが、Camera Obscuraは……夢見心地で見てたのであんまり覚えていません。MCでも似たようなことを言っていたように思うのですが、ホントにテレビとかプロモーションビデオを見ているような非現実感にはまり込んでしまいました。「Let's Get Out Of This Country」と「My Maudlin Career」からの楽曲が多かったと記憶しています。初めの数曲はハウリングや音割れが起こってて聴き辛かったように思います。楽曲の雰囲気はCDのものがまさに再現されていて、特に生ホーンがきちんと入っているのがうれしかったです。自分はホーンを演奏しているメンバーの方が見えない位置にいたのですが、確か"Honey In The Sun"("If Looks Could Kill"だったかも)で、ホーンの人が要所要所でシンバルを叩きまくっているところだけが視界に入り、それが印象に残っています。この人は元正式メンバーらしいですね。
Vo.のTracyanne Campbellはドレス姿でcuteでしたが、二の腕が逞しかったです。
演奏後にサイン会があり、メンバー全員と握手をしてサインを入れてもらったのですが、何も気の利いたことを話しかけることが出来ませんでした。ひたすらサンキューサンキューを繰り返すのみ。間近に見ると印象がまた違って、Tracyはデカい印象があったのですが、頭がちっちゃくてかわいかったです。しかし薄毛率の高いバンドですね。

ということで、"Honey In The Sun"のビデオです。


ついでに"If Looks Could Kill"のビデオです。

2010年1月29日金曜日

Camera Obscura 来日

最近めっきりCDを買うことが少なくなったので、最後にライブに行ったのも何年前か思い出せないような状況ですが、久々にライブを見たいと思うバンドに出会いました。
ということで、本日のCamera Obscuraのライブに参加してきます。
やはり海外アーティストは見たいと思ったときに行っておかないとダメですね。何年か前にMaritimeの来日公演をスルーしてしまったのが非常に悔やまれたので、今回は思い切って飛行機に乗っかって行きます。

そんなわけで、Camera Obscuraの現時点での新作「My Maudlin Career」から"French Navy"です。



自分は「Let's Get Out Of This Country」から聴き始めたにわかファンなので、このアルバムからの選曲が多いとうれしいな。ということで"Let's Get Out Of This Country"も張り付けておきます。

2010年1月23日土曜日

可測関数

柴田さんの「ルベーグ積分論」は証明が細かそうだし、多変数の場合の微分についても詳しそうだし、何より最近の本だったので購入したのですが、ルベーグの収束定理まで読んでみてあまり私のような初学者には向かない本なのかもしれないと思いました。

積分する際に、被積分関数が可測であるのかの確認に加え、考えている集合上でその関数がwell-definedかどうかということに無頓着なきらいがあります。この辺りを読者にあまり気にさせたくないのならば、ほとんど至る所等しい関数に関して同値関係を入れるなどの記述を早めにして、ある関数に対してほとんど至る所等しい関数で、しかも考えている集合上でwell-definedな可測関数があれば、その関数の積分はwell-definedな方の関数の積分の値によって定義してしまう、などとするべきだと思います。

これは関数値に無限大を許した他の本(伊藤清三氏「ルベーグ積分入門」や吉田耕作氏「測度と積分」など)にも言えることで、可測関数の項目では可測関数同士の和や差や積の可測性を慎重に取り扱っていても、積分のところではwell-definedかどうかも怪しい関数の積分もあまり気にせず取り扱っているように思います。

個人的にはクドくなっても、毎回積分されようとしている関数が可測関数であることを確認してくれるとありがたいです。そこは細部を気にしすぎると議論の本質を見失わせるので、各自で確認してくれということなのでしょうが。

此処まで書いてみてふと頭をよぎったのですが、関数値に無限大を許したのは特異な挙動をする点のことをあまり気にせずに一般論を展開するためのはずで、上のような方法で積分を定義しようと思うと、積分したい関数のill-definedな点を一々確認する必要が出てきて煩わしいのかもしれません。

しかし可測関数の実数乗が可測関数かどうかの証明が見当たらないのに、ヘルダーの不等式の証明が載っているのは何故だろう。

追記:2011/05/22
著者のHPに補足と修正のpdfが掲載されていました。「ENTER」→「WORKS」最下部の専門書のところです。
積分可能な可測関数はほとんど至るところ有限値をとるため、$\lvert f(x)\rvert =\infty$ なる$x$に対して $f(x)=0$ となるように関数値を修正し、至るところ有限値の関数にして考えるとのことです。可積分な可測関数全体の集合$L(X, \mathscr{M}, \mu)$ にほとんど至るところ等しい関数についての同値関係を定義して、その商集合を考えるとありました。これで $L(X, \mathscr{M}, \mu)$ を$\mathbb{R}$ 上のベクトル空間と考えることができます。
pdfの日付を見ると随分前に既に修正されていた模様です。