2014年10月24日金曜日

OS X YosemiteでのEmacs 24.4の不具合

MacBook Air(Mid 2012)のOSをYosemiteにアップグレードしました.
XQuartzやMacUIMは再インストールすることで日本語入力可能になりましたし,
MacPortsも古いものを一旦削除してYosemite対応のものをインストールしました.

ScilabもYosemite対応の5.5.1をインストールし,Java for  OS XをAppleのサイトからインストールすることで起動できました.Oracleのサイトから入手したJava SE Runtime Environment 8では起動しなかったのでご注意ください.

全体的に軽快になった気がしますが,メモリの使用量はMavericksの時よりも増えたように思います.

MavericksのときにEmacs 24.4.50をコンパイルして使っていたのですが,Yosemiteで日本語変換がことえりからJapaneseIMに変更されたことが理由なのかEmacsでの日本語入力に不具合があります.
Emacsの開発版を使っていることが原因なのかとも思ったので,最近リリースされた
Emacs 24.4のEmacs.appをMacPortsから

$sudo port install emacs-app +inline

としてインストールしてみましたが,不具合の状況は同じようです.

今見つかっている不具合は,Emacsで日本語入力した直後に英数キーを2回連打すると,直前に日本語入力した語句のローマ字が入力されるというものです.画像を貼り付けておきます.
TeXファイルの編集をするときに,Karabinerを使ってドル記号$を入力すると英数にトグルしてドル記号を入力するように設定しているのですが,この現象のせいでドル記号を入力すると直前に入力した日本語のローマ字がついでに入力されてしまうという事態に陥ってしまいます.


これ以外にも,Emacsを起動した直後はTeXファイルをYaTeXでタイプセットするときに,メインファイルを入力する必要があるのですが,これまではミニバッファにファイル名を入力すればよかったものの,ミニバッファで入力するのではなくFinderのウィンドウが自動的にポップアップしてメインファイルを選択しなければならない状況になりました.以下がその画像です.

キーボードから手を離す必要があるのでかなりイライラします.今の所vagrantの仮想マシン上にインストールしたUbuntuのmozcを使って入力を行うと,以上のどちらの現象も起こらないのでどうにか凌いでいます.同様の症状に困っている人はいないんでしょうか.



追記:この現象は,JapaneseIMの再変換機能がEmacs上でうまく働いていないということのようです.ことえりのときにも再変換機能がついていたようですが,初めて気づきました.

「ことえり「英数」キー2回押し再変換の無効化」の記事を参考に再変換の無効化設定を行いました.まず,「システム環境設定」からキーボードを選び,「入力ソース」の項目を選択します.最初は次の画像に示すように,入力モードの英字部分がグレーアウトしていてチェックが外せません.
そこで左下の+をクリックして英語の言語の中からU.S.を選択し追加します.
 その後先ほどの画面に戻ると,英字部分のチェックが外せるようになっています.
このチェックを外すと日本語から英字への再変換が行われなくなりました.
同時に,Finderウィンドウのポップアップも起こらなくなりました.これで一安心です.
再変換は使えると便利そうではあるのですが,これだけ不具合が起きるのはキツイっす.

追記:2014/10/28 安定版のemacs-24.4をmacportsから導入していたのですが,TeXファイルを編集するときにRefTeXのlabel検索速度が開発版に比べてかなり遅くなっていました.Plamo Linux 日記さんのパッチファイルを使ってソースファイルからビルドしてみたものでも検索速度は変わりませんでした.emacsはTeXファイルを作成することくらいにしか使っておらず,開発版で不具合がなかったため,emacs-24.4.50に戻しました.